平素より大変お世話になっております。
麗日 奏です。
間が空いてしまいましたが、台風で圧倒的に暇なのでチャンスだと思いwordpressを開きました。
ちょっと記事が二回続いてお仕事っぽいかんじになってたのが嫌なので、今日はそれ以外のことについて書こうかなあと思います。
サムネイルの写真は、誕生日に同じ横浜店にいるちなちゃんとうみちゃんがお酒をくれたので喜んでいる写真です。
お客さんでも時々お酒(ストロング缶)を持ってきてくださる方がいて、私は嬉しい限りです。
さて、今日は私のお化粧についてお話しようかなあと思います。
と言っても、私はお化粧そんな上手でもないし、出来ないこともあります。
詳しくもないのでそのつもりで読んでください。
そうですね…
女装を始めた時のお話からしなければなりませんね。
とりあえず、何がなんやら分からないし、ネットで必要そうなものを適当に調べて全てアマゾンでぽちりました。
そしてネットで調べながらこれが…ファンデーション…ぬればいいのか?
これがチーク…とりあえずほっぺたに?
これはアイシャドウ…?裏に説明を書いてくれてるからこれを見ながら…
ネットで調べても全て必要なものをまとめてくれている記事は少ないので、あれ?これが足りないあれが足りないってなりました。
家から少し行った所の百均で足りないものを手あたり次第買いました。(よくわからず買っているので、重複していて使わないまま捨ててしまったものもありました。)
こんな感じで全て手探りでやりました。
結果、残念なのが出来上がりました。ぜんぜんかわいくなかったです。
そりゃそうですよね。今まで誰にも教わったこともなく、絵を描く能力も低い私が最初からうまくできるわけがありません。
しかしながら、snowなどの自撮りアプリのパワーはしゅごいので、そんな適当なメイクでも加工で全部誤魔化せるのです。
とりあえず、足りないものはsnowのお化粧加工などで誤魔化しに誤魔化してなんかそれっぽいのが出来上がりました。
そんな感じで、それっぽく撮った写真をtwitterにupしていました。
皆さんそれでも結構イイネを下さるので嬉しかったです。
正直、あまり載せたくないのですが、比較対象がないと分かりにくいと思うので昔の写真乗せときますね。

重度の加工が良く分かると思います。

分かりにくいですがいろんなものをつけ過ぎてます。
あと鼻や輪郭などはかなり修正してます。

実はこれも輪郭や鼻などかなり修正入ってます。

肌の質感などは多少触ってますが、強い加工はしてません。
私のお化粧の転機はやはり風俗嬢として働き始めたことでした。
私をこの店に入れてくれた子(うみちゃん)に客観的なアドバイスをもらって自分が全体的に塗りすぎていること、出来ないことは出来ないで何とかなるということに気づけました。
言わずもがな、風俗嬢だとwebの世界ではなく実物のクオリティーで勝負しなければなりません。
私のお化粧練習の日々が始まりました。
最初数日は、パネル写真もないのでお化粧をしては落とし、しては落としを繰り返してました。
その後もほとんど毎日化粧をするので、日に日にある程度形になっていったかなあと思います。
しかしながら、どうしてもできなかったことがあります。
つけまつげとカラコンです。
ええ、それは今もです。
私はつけまつげとカラコン装備していません。
それから。アイライナーを全部引くのも手が震えるのと瞬きでどうしても汚くなるので、目尻にしか引いてません。
メイクにおいてかなり重要なファクターを私は省いてます。
それでも、自分で言うのはなんですが、ウィッグを卒業したこの短い髪でそこそこ女性っぽく見えるようになってかなあって思います。
お化粧以外にもいろいろ頑張ってますので。そこら辺も併せてお話しようかなあと思います。
メイクの前に~むだ毛について~ひげ編
いくらコンシーラー等で隠せると言っても、限度があります。
重ねれれば重ねるほど崩れやすくなりますし、崩れた時に目も当てられなくなります。
メイクがうまい人はどこを誤魔化したか分からないくらいに出来るかもしれませんが、最初からそんなにできる人はまあいないと思います。
画像の加工で誤魔化すことも可能ですが、web上でしか生きられません。
髭は私は毛抜きで可能な限り抜いています。
ええ、ものすごくめんどくさいです。
毎日それだけで30分~1時間はかけていると思います。
毛抜きで抜いたうえでシェーバーで剃っているので、抜きにくいことこの上ありません。休日は逆に剃らないでおいて、なるべく毛抜きで抜きやすくしてます。
確かに毛抜きで抜くと毛穴がダメージを受けてしまったり、埋没毛になってしまったりというリスクはありますが、女装をするならやった方がいいです。
脱毛はお金に余裕があるなら絶対やった方がいいです。
上記の毛抜きで抜くリスクを無くすことが出来ますし、何より時間とストレスを軽減できます。
私は、なんか安い家庭用脱毛器買って気が向いたときにやってます。
お金たまったら早く医療脱毛受けに行きたいなって思っています。
メイクの前に~むだ毛について~眉毛編
眉毛は絶対に整えましょう。
いくらメイクを頑張っても濃い眉毛だけで男性っぽさが出てしまいます。
極論を言えばアイブロウで眉毛書いちゃうので眉毛自体はなくても良かったりします。
しかしながら、眉毛がないとガイドラインが無くなってしまうので眉毛を上手く書くのが非常に難しくなってしまいます。
出来る限り、細く薄くしましょう。
男性的眉毛は太く濃く短くキリッとですが、女性的眉毛は細く長く丸みがあります。根本的に違うので、人によって仕事や学校での立場があるため出来る出来ないあると思いますが、なるべく頑張りましょう。
私は眉下に生えてくる毛は全て毛抜きで抜いて、眉毛用のはさみで長さを整えた後に眉毛用シェーバーで形を整えています。
メイクの前に~ダイエット~
痩せましょう。
痩せないと上方のアングル以外の写真が撮れません。
結果的に写真がいつも同じようなものになってしまいます。
また、ボディのラインが出る服を着られる方もいらっしゃると思います。
痩せて悪いことはありません。
痩せましょう。
ダイエットは辛いですが、頑張る価値はあります。
A面だけではなく、B面にも良い影響がありますしね。
メイクの前に~お肌ケア~
美しい肌の方がお化粧が映えますよね。
毛の処理に関してもそうですが、ベースが綺麗であればお化粧の難易度を下げることが出来ると私は思っています。
私はお風呂にゆっくり浸かる→洗顔→化粧水→パック→オールインワンジェルって感じで毎日やっています。
パックはやるのとやらないのとではお肌のもちもち感が違うような気がします。
めんどくさいかもしれませんが、こういった基礎を整えることこそナチュラルメイクへの第一歩なのではないかと私は思っております。
ウィッグについて
髪は女の命というようにウィッグは女装における重要なファクターの一つだと言えます。
慣れないうちにロングヘアにすると扱いが難しいと思います。絡まりますし、被りにくいです。長い髪の方が女性らしさは出しやすいとは思います。
私は自分がボブ好きなのもあってこれを使っていました。

さて、ウィッグの扱いはとても大切です。
ウィッグを使い終わった後、床に投げ捨てたりしてませんか?
ちゃんとウィッグスタンドにかけてあげるとかして、形が崩れないようにしましょう。
使う前、使い終わった後のブラッシングは欠かせません。
また、ウィッグ用のヘアオイルスプレーとシャンプーは必ず用意しておきましょう。
乾燥したなあって思ったらオイルスプレーしてあげて、汚れてきたなあ(ウィッグは結構ほこりが絡まります)って思ったらシャンプーしてあげてください。
自分の髪と同じくらい大事に扱ってあげましょう。
普通のシャンプーだとぼさぼさになっちゃうみたいなのでダメです。
被り方も大事です。
地毛の後ろ髪がちゃんと収納できていないと脱げやすくなってしまいます。
つむじの位置や、前髪の分け目、ウィッグネットがはみ出ていないかなどに注意して被ってください。
メイク~化粧下地編~
さて、メイクについてお話していくわけですが、正直あっているかは知りません。大体独学です。
まず、私は化粧水をぺぺぺって塗ります。
化粧下地をおでこ、両頬、鼻、あごに塗ります。
広げるときは、手の甲にちょびっとだけ出して量を調節します。
薄ーく全体に広げます。
塗りすぎないように気を付けてください。
私が使っているのはこれのピンクベージュです。初心者はみんなこれからスタートするみたいです。安いし使いやすいです。

全体に広げ終わったら、次に同じ要領でBBクリームを塗ります。
重ねて言いますが、塗りすぎないようにしてください。
私は下地の意味を良くわかってなくて、BBクリームで髭とかニキビとかを隠すと思ってましたが違います。
塗って変わるのは肌の質感です。
広げ終わって、不自然に白くなっていたり、塗った後が分かるようならそれはつけすぎです。
隠すための物はコンシーラーです。
私が使っているのはこれです。
これも初心者向けです。

それが終わったら、コンシーラーで隠したいところを消していきます。
これはつけすぎとかは多分ないです。
付けた後に広げ過ぎに注意です。
広げ過ぎると隠すという機能が無くなっちゃいます。
付けた後、指でポンポンしてなじませましょう。
私はつけたいところに綿棒で塗って指でポンポンしてます。
私はこれを使ってます。
レビュー見ていいかなあと思ったのと、入れ物が可愛いと思って。
確かに値段の割にちっちゃいんですが、少量でも結構伸びるので長く使えます。

その後、パウダーファンデーションをポンポンします。
ポンポンすることで、お肌がサラサラになり、油分を吸収してくれるので触り心地も良くなりますし、崩れにくくなります。
下地の仕上げみたいな感じですね。
男性なので、大体女性より油分が多いと思います。
なので、パウダーファンデーション選びもとても大切です。
私は化粧して外歩きたいので持続時間とか超気にします。
オイリーって程オイリーでもないんですが、女性と比較するとオイリーだと思うので私はこれを使っています。

はい。ここまでが化粧下地です。化粧水まで入れると5工程。まだはじめの一歩を踏み出しただけです。
メイク~アイメイク編~
アイメイクです。
とても難しいと思いますが同時に一番印象が変わるところなのではないかと思っています。
眉毛について
まず眉毛を書きます。
冒頭でも書きましたが、細く長く丸くを意識して書きましょう。
あとあんまり目に近づけるとメンズ感が増します。
気を付けてください。
詳しくは調べてください。
どういうテイストにしたいかにもよって眉毛の書き方は変わると思います。
お気に入りを見つけてね。
あと私はペンシルアイブロウとパウダーアイブロウを使っていますが正直ペンシルは眉尻を鋭くするぐらいでしか使わないです。
何故ならペンシルとかで書くといかにもアイブロウで書きましたーって感じになりますし、濃いので誤魔化しにくくなります。
眉頭は薄めのアイブロウパウダーで書き、眉尻側に向かって濃いめのアイブロウパウダーで書きます。
あと、アイブロウで書くためにはちゃんとしたアイブロウ用のメイクブラシを使った方が良いです。
仕上げにアイブロウコートという物でコーティングします。
アイブロウは擦れるとすぐに落ちてしまうのでこれはやった方がいいです。
一応使っているものも載せておきますね。
アイブロウパウダー:100均のやつ

アイブロウコート:100均のやつ
アイシャドウについて
アイシャドウはアイホール(目玉のくぼみ)に薄い色をのせて、徐々に濃い色にしていきます。
濃い色を広い範囲にやりすぎると殴られたみたいになるので気を付けてください。
色は自分の好きなの使ったらいいと思います。
ただイメージ的に青系はうまくやらないとおかまっぽくなるかなあと思います。
私はお仕事上、色気が欲しいっていうのと、自分のテイストをオリエンタルな感じにしたいっていうのでピンクや赤、オレンジを使っています。
ちなみにピンクはチークを使っています。
パールをアイホールと涙袋に、ピンクをアイホールに、赤を二重幅に、暗めの紫を目の際に塗ります。
私はアイライン下手で全部引けないので代わりに暗めのシャドウで誤魔化してます。
シャドウは基本的にぼかして使う物なので、多少ぶれても特に気になりません。
苦手でどうしてもできない人は是非。
それから私はやっぱり何度も言っている通り色気のある目にしたいので、目尻の方向にシャドウをはみ出させて少し跳ね上げてます。そうすると横に長い猫目っぽい感じに多分なります。
一応私が使っているシリーズ紹介しておきますね。



アイラインについて
私はアイライン引けないのでシャドウで誤魔化してます。
理由は瞬きしてしまうので、ラインがぶれるのです。
ぶれてしまうぐらいなら引かない方が良いと判断したので最初はアイライナー封印してました。
でも目尻辺りに引く分にはいけるし、それだけでも目の印象は大分変わることに気付きました。
で、私はお姉さんな感じにしたいなって思っているのでちょっと跳ね上げる感じにしてます。
それから、ダブルアイライナーというすごい薄いアイライナーがありまして、私は二重線と涙袋線に引きます。それによって、二重線と涙袋がはっきりします。
化粧品についてはリキッドとペンシルがあるんですが、リキッドはミスると目立つので慣れないうちはペンシルタイプの方がいいです。

ダブルアイライナー

リキッドアイライナー
ペンシルアイライナー
つけまつげ、カラコンなどについて
出来ないシリーズですが、つけまつげはマツエクつけてカバーしました。
マツエクは洗顔がしづらくなったり、コストが掛かったり(つけまのグレードにもよりますがそんな高くないです。一ヶ月ごとに通って、4000円ぐらいです。私はミンクよりランクが1つ高いセーブルの毛にしてます。)、普通の仕事してたら難しいなどデメリットはもちろんありますが、苦手な方はお勧めです。
メイク~その他編~
チークについて
チークを塗る位置と量に気を付けましょう。
特に量。
メイクの種類にもよると思いますが、ほんのり赤らんでるぐらいがちょうど良いかなあと思います。
コントゥアリング(ハイライトとシェーディング)について
えー、すごく大事なのですが言葉で説明するのが大変です。
ググってください。
陰影をはっきりさせて凹凸にメリハリを出すための物です。
小顔効果を出したり、鼻筋を通したり等々色々できます。
最初は色が付く類のものではないので、ちゃんとやってみるまであまり効果が分からないかもしれませんが、試しに半分だけコントゥアリングしてみてください。比べてみると違いがすごく分かると思います。
とても大事です。
シェーディングの方が消費量が多いのに量が少ないので私はシェーディングだけ買い足しました。


リップについて
唇もまずはリップクリームを使って保湿してあげましょう。
私はてかてかしてる方が色気があるかなあと思ってリップグロスが入っている物を使っています。
なんか甘い匂いがするのでとてもいい感じです。
リップに関しても色々技術があるっぽいのですが、私はぷるんとした唇しているのでそれを活かしたいというのと、お仕事的に絶対取れちゃうのでそれ以上の事はしてないです。


まとめ
いかがでしたでしょうか。
私のお化粧は技術も特に必要なく(美意識を高く持つことは必要)、難しいところも省いているものなのでこれから女装をしてみようかなあって人は是非真似してみてください。
私の使っている化粧品は大体アマゾンで買えますし、そんな高くないものばかりなので、何買ったらいいか分からんって人は参考にしてみてください。
最後に良いこと言って締めようと思います。
「神は細部に宿る。」
お読みいただきありがとうございました。
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